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愛用者インタビュー
ゲスト:吉田さま

補聴器は聞こえだけを補うものではない――
使い始めてから、補聴器のサポートを実感していると吉田さま。
いま、新しい毎日を楽しく過ごしておられます。

2足のわらじの毎日のなかで

故郷である熊本の味を伝えるラーメン店店主、そして映像制作会社社長というふたつの顔を持つ吉田さん。30代後半にメニエール病を患ったことから、以来、難聴気味ではあったそうですが、日々の暮らしに問題はなかったそうです。それでもある日、ラーメン店をともに切り盛りしているお子さんから聞かれたそうです。

『お父さん、お客さまの声、聞こえてる?』

「厨房には大きな換気扇がありますから、そのときは換気扇のせいだと返しましたが、本心では(聞こえていないことを)認めたくないという思いがありました」

しかし、もうひとつの映像制作の仕事が吉田さんに現実を突きつけました。

20人くらい入る大きな会議室で行われた他社との会議で、円卓の向こうに座っている人の声が聞こえなかったんです。最初はごまかしていたのですが、徐々に聞こえていないことに気づかれてしまって、『これはヤバい』と。致命的でしたね」

そんなときに目に入ったのが『補聴器外来』の文字でした。

「試しに覗いてみたところ、親切な先生と出会えたんです。いろんな検査をしてもらった結果、補聴器の使用を勧められました」

その病院ではいくつかの補聴器メーカーとの付き合いがあり、各社の製品の無料貸し出しサービスが用意されていたそうです。

「補聴器が合わずに止めてしまう人が多いという話を聞いていましたし、何しろ高価な買い物になります。ですからフィット感が確かめられる貸し出しサービスはありがたかったし、『買っても、買わなくてもOK。納得できるまで試していい』という言葉に安心してトライすることができました」

吉田さんは3社の補聴器を試し、選んだのが耳掛けRICタイプの「シグニア ピュア 312 X」でした。

 

お試し期間で自分に最適なモデルを知る

「耳掛け式は直感的に使いやすいと感じたのが選んだ理由です。自分の性格や生活パターンを考えると小さな耳穴式は確実に無くすだろうな、と()。耳掛け式といってもほとんど目立ちませんし、髪が伸びたらすっかり隠れてしまうほどのサイズです。それにいま多くの人がヘッドフォンをしていますしね、補聴器といってもスタイルとしても気にならない時代になっていると思いますね」

他社製品は下を向くと落ちてしまうものもあり、試着の際はいろいろな姿勢を試した方がいいとアドバイスも。補聴器選びの際には、姿勢のチェックがお勧めです!

そうして付き合いが始まったのがヒヤリングストア自由が丘です。

「アフターサービスがしっかりしているし、三浦さんもいい人で安心しています」

そして吉田さんは運転中に補聴器の便利さを実感したそうです。今の補聴器はBluetoothに対応しており、運転中に電話がかかってきてもハンズフリーで会話ができるからです。

(Bluetoothと接続すると)カーナビの音声ガイドもクルマのスピーカーからではなく、補聴器から聞くことができるんです。」

 

補聴器は心を補ってくれる相棒

20206月に使い始めて半年が経つなかで、マスクを勢いよく外して補聴器を飛ばしてしまったり、酔った状態で外したことで、翌朝どこに置いたかわからなくなったりというアクシデントはあるものの、補聴器との暮らしは好調です。

そんな日々で吉田さんには気づきがありました。

「補聴器は聞こえを補うものであると同時に心を補うものということです。たしかに仕事で聞こえることは大いに助かります。ですがそれ以上に友だちや家族と、妻と何気ない話をすることのほうが心の健康に大切なんです」

そして聞こえない時間が長くなると、いつしか人は心を閉ざしてしまうとも。

「高齢者の方々を改めて見てみると、耳のいい方ってみなさんお元気なんです。それに心が開いているから彼らの世界も広い。やはり人とのコミュニケーションが元気の源になっているんでしょうね」

そして家族とたわいない話ができるようになってから、わかったことがある。

「いわゆる頑固爺さんと言われる人は、聞こえていない人なのだろうと思ったんです。聞こえないと聞くことが面倒になるし、だんだん話すことも面倒になっていく。そして他人から話しかけられたくなくなるんです。外に対して心を閉ざす原因は聞こえにこそあるのだと思います」

そして吉田さんは言います。家族に「え?」が増えたら、聞こえを少し気にしてほしいと。

「自分のお父さんが話さなくなったな、かたくなになったなと思ったら、聞こえていないのかもしれません。本人が心を閉ざしている原因がどこにあるかを考えてほしいですね」